構造的欠陥は商品の流通ルートとよく似ている。オモチャの生産工場で生産した製品が1000円で仲買人の手に渡ったとして、このオモチャが第二、第三の業者を経て、いざ消費者の手に渡る時には3000円の定価になっている。結局、生産者から我々消費者の手に渡る間に仲買人や卸業者が介在するシステムだ。どうしても商品の値段が高くなる。生産者から直接消費者の手に商品が渡れば値段はいくらでも安くできるのに。まあ、役人に言わせれば、仲買人や卸業者が入ることで雇用が確保されて日本経済のためになる、ということだろう。
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しかし、なにも他人に飯を食わせるために高い買い物をする気はさらさらない。ましてや自分の家を建てるのに、建築業者を太らせるために高い金を捨てる気なんて全くない。だいたい、依頼された業者が、自分の都合で勝手に下の業者に仕事を下ろすのなら、自分たちの利益を削ってでも、契約通りの「坪単価70万円」のグレードを確保すべきだ。こっちは、「坪単価70万円」の完成予定で契約しているのだから。