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一緒に入らなくても湯を通してつながる気持

2011.12.23

かなり成長した子供と親とが時には一緒に入浴することを日本の住まい方の基本として肯定的に評価するとすれば、これからの日本の住宅の風呂は大きいほうか良いのだろうか?これは、そうであるとも、またないとも言える。なぜなら2人がゆったりと入れるような浴槽を持つに越したことはないが、そういう大きな浴槽はサイズに応じて沢山のお湯が要り、これは親子一緒の入浴が毎日のことではないとすると、たいへん不経済になるからだ。

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市販の代表的メーカーの製品について言うと、ぼくがよく設計に組みこむ長辺の外法寸法が和洋折衷型浴槽の満水容量が約260リットルで、1人で入浴するにはまずこれで十分にゆったりしている。ところが、2人で入れそうな大きな浴槽は350から390リットルもの容量があり、その差は実に100リットル以上もある。これは満水時だから、数字の差がそのまま必要水量の差にはならないにしても、毎日の累積を考えれば決して軽々しく扱える量ではない。