家事というのは、完璧を目指すと本当に大変です。しかもエンドレス。だからでしょうか、「家事は好きじゃない」という女性の声も少なくないようです。私も専業主婦となって家事が自分の仕事になりましたが、家事は自分にとって、それまでのヘアメイクの仕事と同様、「仕事」という位置づけでした。だから「面倒くさい」とか「大変で嫌になっちゃう」と思ったことも、「家事をやらされている」と感じたこともありません。料理もすべて手作りです。
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最初は本を片手に料理の勉強。ネギが一本ないと「作れない!」と青くなったり、夫婦二人なのに、本の分量通り四人分作ってしまって「どうしよう。多すぎる」と焦ったり。いろいろな失敗をしながら料理を覚え、中華、日本料理、西洋料理と一から作れるようになっていきました。ビーフシチューなどもインスタントのルーは使ったことがありません。こまめに掃除して、家の中はいつもきれいにしていましたし、主人がゴルフ帰りに突然人を連れてきてもいいように料理を整えておくのも当たり前。きっと、夜中に突然「おにぎりを一〇〇個握ってくれ」と言われても、当たり前にこなしたと思います。だって「仕事」だもの。「家事は仕事」と、シンプルに捉えていたことが、家事を苦痛に感じなかった理由なのでしょう。やっぱり根っからの仕事好きなのかもしれません。