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ビジネスは「世の中をどうしたいのか」を決めてから

2011.12.02

某不動産会社のメンバーはみな、純粋な精神で仕事をしている。私は昔からそういう仕事をしたかった。だから、そういう人しか私たちの会社には入れないことになっている。それはただ単に、「きちんと不動産を扱いたい」「気持ちよく不動産とかかわりたい」「楽しい仕事をしたい」ということ。だがそのためには、何よりもピュアなハートが欠かせない。誰しも子供の頃はみんな純粋で、おかしいことはおかしいと素直に思えたり、こうしたいと思ったことは率直に言えたりしたはず。

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それが、大人になり世間にを知るにつれ、「世の中こんなもんだ」みたいな、あきらめ的、短絡的な発想と行動に、自らがいつのまにか変容してしまう。そしてそれがあたかも、大人の振る舞いであるかのように思い込んでしまう、そんなことがある。絶対的なスキルも必要だ。知識と経験に基づく見識。時と場合によっては胆識が欲しい。真の見識や胆識がないゆえに、自分は良いことをしていると思い込んで不動産を売っている人もいる。そんな、いわゆる確信犯はなんとも悩ましい。「○○だから、不動産を買ったほうがいいよ」というような論理展開をする人は、プロとはいえない。そう断言してよいだろう。そんなことは誰にも言えるわけがないのだ。そんな一面的な話を真顔でしてほしくはないと思う。「いいビジネスモデルですね」「売り上げが好調のようでうらやましいです」。こんな言葉には「ガクッ」とくる。