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コンクリート造と木造、どう違うか

2011.10.07

コンクリート造と木造とでは、どこがどう違うのでしょう。ほとんどの施主は、「コンクリート造のほうか丈夫なのではないか?」といった質問をされます。なるほど、素材を見れば、木材よりコンクリートのほうが硬いし。丈夫そうです。しかし、そうともいえないのです。まず耐麗性能のレベルでいうと、事実上、どちらも変わりありません。というのも、法律によって、あらかじめ耐震性能の数字が示され、どちらの構造を選択しても、その数値はクリアしているからです。阪神大虔災で木造住宅が倒壊したのは、もとより耐震性能に問題のある建物ばかりだったのです。これから新たに建てる木造住宅に耐腱性能の不安はありません。逆に、こんなこともいえるのです。コンクリートの耐用年数は、化学成分からいって、せいぜい実用五十年、どんなに長くみても七十年がいいところです。ところが木造は、原則的に耐用年数は半永久的といってもいい。たとえば、法隆寺などは千年以上ももちこたえています。これは、最初から釘を使わない伝統木造工法を用いたためと、念入りなメンテナンスが施されているからです。もちろん、ふつうの住宅建築でも、木組みを使った伝統工法は可能ですが、それは宮大工(国宝級の寺社仏閣を修繕できる技能を持つ職人)レベルの仕事になってしまいますので、とんでもないコスト高になります。「それでもいいから永久に自分の家を残したい」といって挑戦する人も増えてきましたが。ともかく、丈夫か否かといった基準では、コンクリート造と木造のどちらが有利かは判断がつきにくいのです。

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